ネパールで活断層調査をしています

 ネパール南部にて活断層の活動を調べるためトレンチ掘削調査をしています。トレンチ掘削調査は、活断層を横切るような溝(トレンチ)をほって、地層の「ずれ」と地層の年代をもとに、いつ「ずれ」が生じたのか、「ずれ」の量はどのくらいなのかを明らかにするものです。「ずれ」が生じる時に地震を伴い、地震の規模は「ずれ」の量に比例するので、どのくらいの地震がいつおきたのかがわかります。ここはちょうどヒマラヤ山脈とガンジス平野の境なので、ユーラシアプレートとインドプレートのプレート境界の先端にあたります。今回の調査で、少なくとも1回の活動で12m以上ずれていたことがわかったので、マグニチュード8以上の巨大地震が過去に起こったようです。地層の年代と今までの調査結果をもとに、ヒマラヤ山脈の巨大地震の活動史を明らかにしていく予定です。調査は、ネパール、アメリカの研究者とチームを組んで行っています。このチームで最近公表した論文は以下です。

Wesnousky, S. G., Y. Kumahara, D. Chamlagain, I. K. Pierce, T. Reedy, S. J. Angster, and B. Giri (2017), Large paleoearthquake timing and displacement near Damak in eastern Nepal on the Himalayan Frontal Thrust, Geophys. Res. Lett., 44, 8219–8226, doi:10.1002/2017GL074270.

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