オーストリアの中等教育学校の授業を調査しました

 私は,3月15日と19日,修士論文の調査の一環で,ウィーンにある中等教育学校(AHS)を訪問しました。オーストリアでは国政選挙年齢が16歳に引き下げられた翌年の2008年から,政治教育と歴史教育が統合された新カリキュラムが実施されています。今回の調査では,「ドイツ語」と「歴史と社会科/政治教育」の2教科の授業を観察するとともに,担当教員へのインタビューを行いました。
 調査期間には,偶然にも市内の劇場で若者向けの演劇が開催されていました。学校では,それに合わせて「ドイツ語」の時間には演劇の特性を、また「歴史と社会科/政治教育」では演劇の内容(白バラ運動)を指導していました。夜には,クラス全員で演劇鑑賞に向かいました。なお,選挙期間中は,政党や政策等に関する内容をリアルタイムに扱うそうです。今回の調査で,学校外の催しや学びのコンテキストに合わせて柔軟にカリキュラムを作り替える教師や学校の姿を垣間見ることができました。

 3月16日にはAlois Ecker教授(ウィーン大学・グラーツ大学)のもとを訪れ,オーストリアの歴史教育の動向について,詳しくお話を伺いました。教科目標として掲げられているコンピテンシーの理論的背景を理解する有意義な機会となりました。(博士課程前期1年 尾藤郁哉)

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