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熊原康博准教授,博士課程後期2年の村田 翔さんと私は,広島大学平成30年7月豪雨災害調査団(地理学グループ)による調査の一環として,豪雨に伴う広島県内の崩壊地のマッピングを行なっています。
今回の災害では広域的な豪雨に伴い,広島市から福山市にかけて多数の斜面崩壊が発生し,甚大な被害をもたらしました。被害の把握や復旧の支援,二次災害の防止のためには斜面崩壊の位置を速やかに把握する必要があります。判読の手法としては,被災後の航空写真(国土地理院撮影)をもとに,県内の崩壊発生地点の判読を行いました。判読では,文学研究科地理学教室の学部生と協力して行っています。
判読の結果,少なくとも5,064箇所の斜面崩壊が発生しており,東広島市では県内最多の1,632箇所の斜面崩壊が認められました。この成果は,広島県豪雨対策本部でも活用されています。
これらの結果は中国新聞7月17日付朝刊の一面で報じられたほか,日本地理学会の特設ページで公開されています。今後も,ひきつづき判読調査を行う予定です。(博士課程前期1年 岩佐佳哉)
【日本地理学会特設ページ】 http://ajg-disaster.blogspot.com
【中国新聞の記事】 http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=448600&comment_sub_id=0&category_id=256
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