地理学習に関するシンポジウム開催(11/10)のお知らせ

 地理科学学会では,下記の通り2018年度秋季学術大会(第35回シンポジウム)を開催いたします。このシンポジウムのオーガナイザーの一人は,本講座出身の阪上弘彬(兵庫教育大学)さんです.発表者の中には,藤澤誉文(高知県立高知西高校)さん,中村光則(広島県立呉宮原高校)さん,堀 信行(首都大学東京名誉教授)さんの教社OBもおられます.事前申し込みは不要です.詳細については,地理科学学会ホームページ(http://www.chiri-kagaku.jp/meeting/symposium/syampo18-A.html)をご覧ください.

2018年度地理科学学会秋季学術大会(第35回シンポジウム)
テーマ:システム思考をはぐくむ地理学習-ESDで問われているもの-
日 時:2018年11月10日(土) 10:00~17:00
会 場:広島大学東千田キャンパス未来創生センター(広島市中区東千田町1-1-89)
参加費:500円(大学院生・学部生は無料)
オーガナイザー:泉 貴久(専修大学松戸高校)・河合豊明(品川女子学院)
        阪上弘彬(兵庫教育大学)

○趣旨
 人間活動と自然環境、空間的相互依存関係と深く関わる「システム」という考え方に着目して、多様な視点から考察し、持続可能な社会の形成に向けて、諸問題の解決に取り組むことのできる資質・能力(コンピテンシー)の育成が「地理総合」では示されている。またシステムの考え方(システム思考)は、すでに世界の多くの地理教育で取り入れられている。特にESD先進国であるドイツでは、地理学習で育むべき資質・能力の中核として「地理システムコンピテンシー」が開発され、授業実践がなされている。このように持続可能な社会にむけた学習やSDGsの実践に当たって、システムの考えは欠かすことのできないものとして位置付けることができるだろう。その一方でシステムが本来もつ構造性(systematic)や全体性(systemic)という特性が日本では十分に周知・理解されているとは言い難い。本シンポジウムでは、今後の地理教育・ESD実践のカギとなるシステムについて、その考え方を整理し、授業実践の提案を通じて、地理学習におけるシステムの意義について示すことを目的とする。

○プログラム
Ⅰ.趣旨説明 10:00~10:10  泉 貴久(専修大学松戸高校)

Ⅱ.報  告
<サブテーマ1>地理教育におけるシステム・ESDの世界的な動向・潮流
10:10~10:35 阪上弘彬(兵庫教育大学):地理学習におけるシステムの観点―新学習指導要領等の検討から―
10:35~11:00 梅村松秀(ERIC国際理解教育センター):SDGsと地理教育―ルツェルン宣言‘人間‐地球’エコシステムから―
11:00~11:25 山本隆太(静岡大学):ドイツにおける地理システムコンピテンシーの開発と教材化・実践化
11:25~11:50 藤澤誉文(高知県立高知西高校):国際バカロレアでシステム思考力を育成する―地理教育の実践へ向けて―
【昼食】 11:50~13:00
<サブテーマ2>システム思考で地域的・地球的課題を考察する授業提案
13:00~13:25 小河泰貴(岡山県立津山高校):システム思考で地域的諸課題を考察する―地域調査の実践と課題―
13:25~13:50 河合豊明(品川女子学院):システム思考で地球的諸課題を考察する―オゾンホールを題材とした授業実践―
13:50~14:15 中村光則(広島県立呉宮原高校):システム思考で地域的諸課題を考察する―地域での危機回避を扱う授業実践―
14:15~14:40 泉 貴久(専修大学松戸高校):システム思考で地球的諸課題を考察する―「チョコレートから世界が見える」の授業実践を通して―
【休憩】 14:40~15:00

Ⅲ.コメントと討論
15:00~15:15 堀 信行(首都大学東京名誉教授)
15:15~15:30 吉水裕也(兵庫教育大学)
        ※「吉」は土に口が正式表記 
15:30~17:00 総合討論

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