ヨーロッパの研究者に向けて、教師教育に関する発表をしました

 広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」の企画の一環で招聘・来学されていたAnja Swennen先生(アムステルダム自由大学)とKari Smith先生(ノルウェー工科大学)とのセミナー「日本の教師教育システムの特徴−広島大学を中心に」の中で、学部生と大学院生がプレゼンテーションを行いました。このセミナーは、教師教育に関する世界的な研究者であるSwennen先生とSmith先生と共に、日本の教師教育の実態を軸にしながら、今後の教師教育のあり方を構想するという目的で、岩田昌太郎准教授(健康スポーツ科学講座)と川口広美准教授(本講座)とで企画されました。
 セミナーでは、第1部として、日本の教師教育システムと授業研究の特徴について、第2部では、実際に学生がどのように学び・受け止めているかについて発表を行いました。第1部では、久保美奈さん(修士1年)が広島大学のシステムについて、2部では学部3年の村田一朗さんと学部4年の奥村尚さんが、大学の講義と教育実習での経験を比較し、学生の視点からどのような改善が必要かについて発表しました。発表後には、Swennen先生とSmith先生から多くのフィードバックを頂き、教員も交え、全体で「今後どうすれば教員養成が改善できるか」を考えました。セミナーは全て英語で行われ、学生達もこれまでの学びを生かして積極的に取り組んでいました。

 参加した学生の学びは次の通りです。
「日本の教員養成に関して健康スポーツの院生や社会系コース同士で英語のプレゼンを作る過程では、他教科とのシステムの違いや、社会系コースの独自性を認識できました。また、自分の教育実習を省察することができ、有意義な学びとなりました。特に、海外の教師教育の専門家の方の教育に対する熱意を直に感じることができたことはすばらしい体験でした。」(村田一朗)
「被教師教育者として提供できる価値を考えながら、これまでの学びを省察することで、当日のディスカッションに大きく寄与することができました。今回得られた知見をとともに、今後より一層学修につとめたいと思います。」(奥村 尚)
「本取り組みには、教師教育者と(現在もしくは将来における)教師の間でなされる「教師教育」について、そのちょうど中間に位置する大学院生という立場から参加することになりましたが、教科や立場、さらには国境を越えて、過去、現在、そしてこれからの教師教育について考える非常に良い機会となりました。」(久保美奈)

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