卒業生の活躍 野平剛史さん(近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校教諭) 2015年現在

 

社会系コースを卒業後、どのような仕事をされてきましたか?

平成9年に学校教育学部中学校教員養成課程社会科コースを卒業してから、広島大学大学院で2年間学びました。大学院2年から修了後の1年間(あわせて2年間)は広島市立基町高校に非常勤講師として勤務しました。平成12年度から近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校に勤務し、今年度で16年目となります。中高一貫校のため、教科は中学校社会科、高校ではおもに地理を担当しています。私が採用されたことにより、勤務校で地理の授業が開設され、生徒にとって選択の幅が広がり、やりがいを感じました。

 

現在はどのようなお仕事をされていますか?

現在、中学校3年の担任をしています。校務分掌は企画広報部で学校の魅力を学校説明会などで小学生や中学生の受験生に紹介をしています。部活動では吹奏楽部を15年間顧問として取り組んできましたが、今年度からは卓球部顧問をしています。

 

中学校・高等学校教師の魅力とは何ですか?

学校行事を通して、生徒が団結をし、成長をしているところを一緒に関わり、一番身近に見ることが魅力です。教師としてやりがいを感じることは、生徒が今までできなかったことが教えていくことでできるようになった時です。

 

どのような大学生活を過ごされていたのですか?

私が在学していた時は広島大学移転の時期で大学1年から2年まで東千田キャンパス、大学3年から西条キャンパスに移りました。そのため、大学2年までは吹奏楽サークル中心の生活でしたが、3年からはゼミなど研究中心の生活でした。大学院に進学してからは他大学から進学した仲間や現職の教員と一緒に学び、いろいろな視野を広げることができました。授業の思い出として人文地理学の前田先生によく指導していただき、よく研究室でコーヒーを飲みました。畠山先生の倫理の講義も印象に残っています。小原先生、木村先生にもお世話になりました。大学の卒業論文は出身の鹿児島県で種子島について地理的なアプローチで研究をしました。これは大学院の修士論文でさらに深め、種子島としまなみ海道を事例に、橋でつながった島とつながっていない島のについて比較研究を行いました。フィールドワークが好きで、旅行雑誌「るるぶ」にちなんで「ぶぶる」と名付けて沖縄のパイナップル農家で話を聞いたり、愛媛ではリアス海岸で真珠の養殖を見学したり、また熊野古道などを行ったりと仲間とよく旅行に行っていました。特にゼミ旅行はいい思い出です。大学院生活ではアパートはただ寝るだけで、食事は仲間と食べて、研究室で仲間と研究をしていました。この生活が今では心に残っています。

 

社会系コース(いわゆる教社)に入って得た一番大きなものは何ですか?

地理学を専攻していたため、将来は高校地理の教師になりたいと思っていました.社会系コースに入って、全国から集まった多くの仲間と一緒に学ぶことによって、さらに視野が広がったことだと思います。これはいろいろな専門とする先生の指導を受けたり、仲間の専門を学ぶことによって、地理だけではなく歴史や倫理などの視点を知り、現在の授業につながっています。例えば、地理の指導案を考えるときに過去の背景から現在を考えるなど歴史的視点をもつことができます。また、公民の授業では先進国の発展途上国における開発援助は本当にいいのかという批判的思考力をもつことができるようになりました。このように、いろいろな視点や角度から物事を捉えることができたことは、自分にとって大きなプラスになりました。

 

高校生(受験生)・大学生に向けてのメッセージをお願いいたします

将来、学校の社会科教師になろうと思うのであれば、一番いい学ぶ環境にあると思います。同じ目的をもった学生が全国から集まり、互いに切磋琢磨をしながら学びあっています。ゼミも少人数のため、教え方一つについても常に意見をもって取り組み、先生から的確な指導を受けることができます。これが将来につながっていくと思います。 高校生(受験生)・大学生のみなさんも将来の目標をもって、その実現に一歩一歩頑張ってほしいと思います。

 

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